珍しいお話・玉置神社②

更新が遅くなりました(･ω･;A)　先日のお話の続きをしていきましょう☆

『かぜのはらいどの大神』様にお参りした後訪れたのは『犬吠え檜』。

朽ちた檜の根が残る鳥居。聞いた話だと神話に残る大洪水の伝承で箱舟が辿り着いた場所だとか。

玉置神社はいろんな逸話があって不思議な場所です。箱舟もムー大陸も話に出てきます。神社である以前から何かしらあった場所のようです。

『犬吠え檜』を過ぎてしばらく山道が続きます。細く長い道。駐車場からの参拝では味わえないスリルやご神気に触れることができます。

歴史を感じる道を進んで行くと境内に入ったのがわかってきます。そして見えてくるのがここ数年の台風によって木がなぎ倒された場所に出ます。今は取り除かれて拓けていますが、倒れた木はご神木クラスの巨大なものでした。交差するように倒れ道を塞いでいました。

この上には通常の参拝道があり、そこも風が止まない場所でした。私がここに来て初めて龍神様の気配を感じた場所でした。

参道の突き出た場所で龍が見張っているように思えた場所です。私はここでいつも龍神祝詞を奏上します。

ここでトカゲを見たことがあります。私は勝手に『あ！　龍神様の化身だ！』と思い込んでいますが(笑)

ここを越えると手水舎が見えてきます。いよいよ玉置神社に到着しました。

その向こうには大鳥居と御本殿が見えてきます。古い古いご本殿。ですが感じることができる確かなご神気。前々回の参拝では到着と同時に祝詞が始まり、感動のあまり涙を流したこともありました。参拝帳に名前を記入し、見所たくさんの境内を歩きます。

数々のお社、巨木。社務所を越え山道を山頂目指し歩いて行くと玉石社に到着します。この玉石社にも強力なパワーがあります。

ここでもお経を唱えたりするので私の参拝は時間がかかります。。。

玉石社を越えいよいよ山頂に至ります。山頂には意外なことにお地蔵様がいらっしゃいます。

山中でありながら遠くに海が見え、その視線は遥かムー大陸があった場所を見つめているそうです。宗教や史実を越えて語られる逸話はとても不思議な気持ちになります。彩雲を山頂にて目撃しました。

そこには先ほどの『かぜのはらいどの大神』のことを教えて頂いた方がほかの参拝者さんとお話しておりました。お邪魔してはいけないとしばらくその場所を離れ誰もいなくなるのを待ちました。山頂から『宝冠の森』というところに行けそうだったのですが何となく足が向かなかったので行きませんでした。　一人になったのでお地蔵様にもお経をしてしばし瞑想をしてその場を後にしました。

満たされた気持ちで帰ろうと大鳥居まできたところ、あの方がいらっしゃいました。

私はお話のお礼を伝えるために声をおかけしました。そしてしばらくお話をさせて頂きました。　私が絵師であること、参拝の経緯、玉置山のお水で絵を描くこと…そして連絡先を交換することになってわかったのがその方と私の名前が同じであったこと。

これはさすがに驚きました。お互いに非常に驚いてご縁を感じました。

今回の珍しいお話は、その時大鳥居の前で聞いたお話です。

大鳥居の中心には玉置神社と書かれた板があります。それだけならいろんな神社にもあるのですが、その銘板の裏の柱には水晶玉が入っているそうです。その水晶玉とは。。。

かつて玉置山にも数々のお寺があったそうです。　廃仏毀釈の折、そのお寺や仏像は壊されました。とんでもないことですね。。。

壊された仏像の体内から水晶玉が出てきたそうです。美しく立派な水晶玉を解体した者の一人が家宝にすると持ち帰ったそうです。ですがその者の家はいろんな不幸が重なりとうとう絶えてしまったそうです。その後、また違う人が持ち帰ったところ、やはり家が絶えてしまいました。三人目の方はいわく付きなのをわかっていたようで玉置神社に預けたようです。神職達も扱いきれずそのまま放置されていたようですが、私が知り合った方は神々の声を聴けるので神社から相談されたようです。その方は大鳥居を寄進された方でしたので(！)鳥居の中に埋め込んだとのことでした。

本来あるべき山に帰った水晶玉は今では強力な浄化作用を担っているとのことでした。本来の参道を歩いてきて鳥居の真下でその水晶によって気を整えるということでした。

聞いたことがないお話に私はワクワクが止まりませんでした。その場で聞いた話なので詳細は違っているかもしれませんが、大筋でこんな話だったと思います。

そして再会を誓い、山を下りることにしました。　その途中で撮った写真はこれまで撮ったことがないきれいな太陽が撮れました。